質屋と買取店はどちらを選ぶ?品物・費用・返却の違い
品物を取り戻したいなら質預かり、手放してよいなら買取が比較対象になります。ただし質預かりは借入れで、利息に当たる質料がかかります。「売らないから負担がない」と考えず、返却までに払う合計を確かめましょう。
質預かりと買取の契約は違う
- 質預かり
- 品物を預けてお金を借り、期限内に元金と質料を払って取り戻す仕組みです。期限や延長の条件を確認します。
- 買取
- 査定額に同意して品物を売却する取引です。後で同じ品物を取り戻せるとは限りません。
同じ店舗が両方を扱うこともあります。「査定をお願いします」だけでなく、どちらを希望するかを最初に伝え、契約書の種類も確認してください。
質料を払って取り戻せる見込みがあるか
全国質屋組合連合会は、期限内に貸付額と質料を支払うことで品物を返すと案内しています。質料の利率や計算方法は店舗ごとに異なります。
元金、予定する受取日までの質料、期限を延ばす費用を店に聞き、返却時の総額を書いてもらいます。給料で取り戻すなら、その支出後に家賃や食費が残るか計算してください。延長を続けると費用が積み上がります。
質流れと売却後の暮らしへの影響を考える
期限を過ぎると、品物の所有権が質屋へ移る質流れとなることがあります。期限の連絡を当てにせず、質札に記載された期日を自分で管理し、延長するなら事前に店へ確認します。
仕事道具、連絡用スマートフォン、通勤に使う物などは、手元からなくなることで収入や連絡に支障が出ます。思い出の品は「取り戻せなかった場合にも納得できるか」を先に考え、他人の物は勝手に出さないでください。
店へ行く前の質問リスト
- 品物が取扱対象か、本人確認書類は何が必要か。
- 質預かり額と買取額をそれぞれ確認できるか。
- 質料の計算方法、期限、延長条件は何か。
- 契約・査定を断る場合の費用はあるか。
- 現金か振込か、受取時刻はいつか。
当日売却を選ぶ場合は店頭買取の準備へ。現物を預けず先に現金を受け取って後で高額な費用を払う取引は、先払い買取現金化の注意点も確認してください。
よくある質問
質屋は借入れではない?
質預かりは品物を担保にお金を借りる取引です。買取と区別してください。
質預かりなら必ず品物を取り戻せる?
元金・質料の支払いと期限等の条件を満たす必要があります。質流れとなるリスクがあります。
どちらの査定額が高い?
品物と店舗の判断によるため一律にはいえません。受取額だけでなく、質料と品物を手放す影響も比較します。