信用情報はいつ回復する?完済・契約終了・保有期限の違い
「何年待てば回復するか」は、どの機関のどの情報を指すかで変わります。未払いを解消すること、信用情報が削除されること、審査に通ることは別です。まず手元の報告書で契約と情報の種類を特定しましょう。
3つの「回復」を混同しない
- 延滞解消:遅れていた支払いへの対応。
- 情報の削除:信用情報機関の保有期間が満了する等の扱い。
- 新しい契約の審査:申込先が行う判断。
完済できても記録が直ちに消えるとは限らず、記録が消えたことだけで新規契約を保証することもできません。異動と延滞解消の違いを先に確認すると読み違いを避けられます。
CICは情報の種類ごとに確認する
CICではクレジット情報は契約期間中および契約終了後5年以内、申込情報は照会日から6か月間と案内されています。すべてが「最後に遅れた日から5年」という意味ではありません。
開示報告書では、終了状況・残債額・報告日・保有期限を確認します。CICの各項目説明では、保有期限が表示された場合はその年月の月末に削除される旨が示されています。表示がない場合に、推測した日付を削除予定日として扱わないでください。
契約終了日が分からないときの確認順
- 登録元会社、契約内容、残高を整理する。
- 完済した契約が継続中か終了済みか、登録元会社に確認する。
- 入金や終了処理が最近なら更新時点を確認する。
- 不一致がある場合は明細・入金控えを使って照会する。
使っていないカードでも契約が続いている場合があります。ただし情報を消す目的だけで急いで解約せず、継続支払い等への影響を確認してください。
JICCや全国銀行個人信用情報センターの情報は、それぞれの公式案内と開示結果で確認します。CICの期限を他機関の全項目へ流用しないでください。
期限を待つ間にできること
現在の支払いを把握し、次の遅延を避ける家計管理を優先します。信用情報の削除代行をうたう勧誘に依頼したり、確認目的で申込みを繰り返したりする必要はありません。
決済手段が必要なら、手元資金の範囲で使う方法とデポジットカードの保証金・費用を比較します。保証金を出すことで生活費が不足するなら、カードを増やす前に不足額を整理してください。
よくある質問
完済から5年たてば必ず借りられる?
保有期間の起点と審査判断は別です。契約終了・情報の種類・機関を確認し、借入可否は断定しないでください。
申込情報が6か月で消えれば他の記録も消える?
別の情報です。契約や支払いに関する情報には別の保有期間があります。
消えるまで何もしなくてよい?
未払いがあれば契約先への対応が必要です。現在の返済と生活費を整理し、返済困難なら相談してください。